
徒歩での移動は限界があるよね、、、
日本では1万円も出せば、素晴らしい自転車が簡単に手に入ります。
しかし、ここメキシコではそうはいかない!
ということで今回は、自転車探し奮闘の1ページです!
なぜ自転車が高いのか?





車社会であまり自転車に乗らないらしい
聞いたところによると、「車社会」ということが大きく、自転車の需要が少なく値段も高くなってしまっているのではないかと。。。



俺がルールブックだ!
さらに、道路事情やサーカス団のような高度な運転技術も相まって、「自転車」はかなりデンジャラスな乗り物となっています。
ここでは、ドライバーの皆さんは独自の交通ルールを持っており、車体重量の重い順から道路を優先的に使用できるのが特徴です。(個人の見解です!)
いざ!自転車探しへ!



新品チャリが3000ペソ(約24,000円)!?
通勤や買い物に使用する手段として、「ママチャリ」を探していました。
しかし、売られているものは大体がマウンテンバイクやロードバイク!しかも高い!
中古屋さんに行っても、最低2000ペソはくだらないとのこと。
困った私は、Facebookで探してみることに!
シェアハウスの時と同様に、値段の範囲指定をして検索!検索!
気に入ったものを見つけたら、投稿主と連絡を取り合い、状態などの詳細を質問します。
- 値段が安すぎるものには気を付けて!
- 子供用 or 何らかの部品がない or 今すぐにでも売りたい人
- 試乗できるか確認する!
- 気に入らなければ購入しない意思を伝えること
- 近くの修理屋さんを探しておく
- 中古は改造されているものが多く、壊れやすいことも
いざ購入!自転車は本物なのか!



マウンテンバイク(1,000ペソ / 約8,000円)を購入することに!
デコボコな道路のことも考えて、ロードオフでも対応できる自転車を買うことにしました。
とても丁寧な投稿主に指定された場所へ向かい、自転車のやり取りをすることに。



実は自転車なんてなくて、誘拐されちゃうんじゃないの?
同僚にやり取りを話すとそんなことを言われ、一気に怖くなってきました。
一緒についてきてくれる予定だったのですが都合が合わず、1人で向かうことに、、、


待ち合わせの場所に到着すると、出迎えてくれたのは中学生くらいの兄弟でした。
拍子抜けに驚きましたが、メッセージでやりとりしていた通りとても丁寧な対応をしてくれました。



自転車の試乗を行いますか?
乗り心地を確かめた後、少し話をしてみました。
兄弟で趣味でやっていること、自転車の操作方法、お母さんまで出てきて鍵の心配をしてくれました。
自転車以上に彼らのひたむきさに心打たれ、購入を決断!
とても気持ちの良い買い物でした。
さあ帰ろう!最高のパートナーと共に!



チェーンが外れたよ??
気分上々で自転車に乗り、走り始めて5分後、、、
チェーンが外れ、ペダルが空回りするではありませんか!!
坂道を下ってきたところで戻るわけにもいかず、自転車を押して歩いていると、車のパーツ屋さんが目に入ります。
修理ができないか恐る恐る聞いてみると、、、



いいよ!見せてごらん!
出かける直前だったようですが荷物を置いて、自転車を見てくれました。
チェーンを少し触りペダルをまわすとあっという間に完了!
お金を払おうとすると、修理のオイルで汚れた手で「いらないよ!」と断られ、颯爽と去っていきました。
久しぶりに勢いよく腰を曲げてお礼を伝えました。
自転車はどうであれ、様々な人にいろんな角度から助けてもらった一日でした。
本当にありがとう!!