○○商事の○○と申します。。。
名刺交換って難しい!
日本では一番最初に学ぶビジネスマナーですが、
ここメキシコではフリースタイルで名刺が繰り出されます!
今回は、私がこの数か月で出会った「メキシコ流!名刺の渡し方」を伝授したいと思います!!
1. 基本は片手で煩雑に!


よく出会うのが、片手間に渡してくれる方です。
私が名刺の用意をしているのを見ると、あわてて取り出し、ぱっと渡してぱっと自己紹介をします。
物珍しそうに名前を見ながら、会話がスタートするといった感じです。



とりあえず会話しようや!
最初はとても丁寧に名刺を渡していました。
しかし、彼らは名刺のマナーよりも、カジュアルな対応を好むことに気が付きました。
初対面でも元気よくあいさつや冗談を交わす方が、何よりも大事なことなんです!
2. ビクビクしながら名刺タイム!





あの儀式が始まるぞ、、、
これもよくある例。
急に襲い掛かる「名刺交換」というジャパニーズイベントに、おどおどしながらも対応してくれるパターンです。
名刺を渡す手がぶつかり、向きは反対で、たまに違う人の名刺だったりと、小さな空間で大渋滞を起こします。
相手は一生懸命やってくれているので、相手に会わせながらフォローをします。
こうした出来事も仲良くなれるきっかけになるんです。
メキシコ人通訳から聞いた話です。
日本流のとても丁寧な対応をしていると、逆に表情が見えづらく怖いという印象を持たれることが時々あるようです。
なので、最初から砕けた感じ(握手や抱擁、言葉遣い)がよいとのこと。
3. とても丁寧日本流
日本人の本気を見せよ!魂の名刺交換!
カジュアルなメキシコ流ですが、時々、日本のやり方で対応してくれる方もいます。
動作一つ一つに気持ちが表れていて、驚いてしまいます。
日本の文化を学ぶ姿勢に、とても感激する瞬間です。


こちらも負けじと丁寧な作法を心がけて、名刺をお渡しします。
文化と文化が混ざり合い、とても独特な雰囲気が流れる時間です。
そもそも、「名刺」を見かけないメキシコでは、渡し方なんて習いません。
日系企業の従業員が持っているかな?ぐらいで、渡す機会も少ないように感じられます。
そこで繰り広げる名刺交換は、相手との距離を縮める大事なイベントでもあります。
ということで今回は、「メキシコ流!名刺の渡し方」でした。
日本では当たり前のマナーが、外では全く違う印象を持たれたりと、何気ない動作の中にも文化の違いは隠れているものです。
そんな違いも楽しめる、最高な生活を送っていきたいと思います。




