パンクな仕事をしていきたい!
突然のタイヤパンク。あの「ガタガタ……」という異音には、何度経験しても焦らされるものです。
ここメキシコではパンクは日常茶飯事。
道端でジャッキを上げている光景を見ない日はありません。
今回は、ついに私の身に降りかかった「人生初のパンク体験」と、知っておくべきメキシコの過酷な道路事情をレポートします!
「自分で直す!」と意気込んだ結果……
なんかタイヤが変じゃないか?
19万キロを走破した社用車の劣化か、はたまた悪路のせいか。右前輪が完全につぶれていました。
「これも経験だ!」と同僚に励まされ、自力でスペアタイヤへの交換に挑戦。
砂だらけになりながらジャッキを回し、なんとかタイヤを外したのですが……ここで衝撃の事実が発覚。



「スペアタイヤのサイズが合わない!!」
予備のタイヤすら信用できない、これぞメキシコの洗礼です。


爆速・格安!ローカル修理工場の底力
すげえローカルだなぁ


結局、近くのローカル修理工場へ。
昔ながらの佇まいに少し緊張しましたが、職人の手際はプロそのもの。
原因は、見事に貫通した長い釘でした。


パッチ当ての修理代金は、なんと80ペソ(約640円)!
あまりの安さと手際の良さに、チップを上乗せして100ペソを渡し、感謝と共に工場を後にしました。
メキシコ人の優しさと、背中合わせの恐怖
メキシコ人は、パンクで困っている人を見かけると放っておけない優しい人が多いです。
気づけば3〜4台の車が止まって助けてくれた、なんて心温まる話もよく聞きます。
しかし、一方で忘れてはいけないのが「治安のリスク」です。
パンクで停車した隙を狙う「パンク強盗」の被害は後を絶ちません。
拳銃を突きつけられ、車ごと奪われるケースもあります。
メキシコでのパンクは、単なる故障ではなく「安全上の脅威」です。
「助けてくれる優しさ」に感謝しつつも、そもそも停車せずに済むよう、日頃のカーメンテナンス(特にタイヤの摩耗チェック)を徹底しようと心に決めた一日でした。









